通関ビジネス実務検定 勉強のはじめ方

※※※5月頃に新書籍予定、公開待ち※※※

通関ビジネス実務検定は、通関業務上最低限必要な法知識、関連知識を理解し、指示を受けて正確に業務を行えるレベルを証明するものです。

通関士試験を受ける前のウォーミングアップに挑戦する人もいます。

①合格基準

科目は通関関連法務及び通関関連実務、通関関連知識、通関地理及び通関実務計算の2科目です。
2科目の合計160点(80%)を合格基準として試験委員長の定める点とされています。

学習期間は約2~3か月、英語力は問われません。

②教材選び

まずは直販の公式テキストもしくは市販のテキストを用意しましょう。

左が直販※※未※※(MHJ出版)、中央※※差し替え未
左が非公式でのオススメです(ネットスクール出版:サクッとわかる貿易実務、池田隆行先生)。

公式過去問題集は※※※※※未※※※※※

③学習方法と試験対策

私が考える必要な学習時間は次の通りです。(1日1~2時間として)

➀通関士試験を勉強済みで受験される方(貿易実務検定未学習)…1か月程度

②貿易実務検定C級を勉強済みで受験される方(通関士試験未学習)…1か月半~2か月程度

③通関士試験、貿易実務検定C級どちらも勉強済みで受験される方 …テキストをざっと読んで復習+地理や時事問題の学習時間

④通関ビジネス実務検定が初めての貿易系資格の受験となる方  …2~3か月程度

もちろん勉強の取り組み方によっても個人差はありますので、1つの目安として下さい。
特に、通関士試験・貿易実務検定の範囲に含まれない地理と時事問題、EPA関係にはご注意を!

時事問題は一時的にではなく、常日頃の情報収集が必要です。
EPA関係の問題は同じ問題が貿易実務検定にも出るかもしれませんね。


就職や転職をお考えの場合で「通関士試験までは難しい」と考えるなら、この資格があるだけでも1つのアピールポイントにはなるはずです(^^)

資格はあなたが頑張った証拠になりますので、興味のある方は是非ともチャレンジしてみて下さい。

加藤 佑喜

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