資格学習の始め方

新学期・新年度がもうすぐそこまで近づいてますね。
年明けとこの時期は、これから新しい目標に資格を取ろうという人が特に増えます。
やる気満々、モチベーションも爆上がりの頃でしょう。
今回は資格学習を開始される方への準備ポイントを3つご紹介します。

参考になれば嬉しいです。

①最新情報を集める

試験に合格するために絶対に必要なことは「敵を知る」ことです。
スポーツやゲームでは対戦相手の強さを探りますね。
情報がそろえばやるべき事が見えてきます。

試験日はいつか
必要な勉強時間はどれくらいか
費用はどれくらい必要か
合格率はどの程度か
どんな問題が出題されるのか
受験資格はあるのか
独学が可能か、誰かのサポートが必要か

試験の制度は変わることもあるので、最新情報かどうかの確認もしましょう。
以前、通関士試験の直前に10年以上前の試験情報をどこからか持ってきて

「先生、配点変わったんですか!?」と焦って連絡をしてきた人もいました。
「情報を制する者は世界を制する」言い換えれば「情報を制する者は試験に合格する」ですね。

②受験の目的を明確にする

しっかりと合格後のイメージを持つことが大切です
多くの方はスキルアップや転職、収入アップのために学習をするはずです。

「通関士になってお給料をアップさせたい!」
「貿易実務検定に合格して貿易業界に転職したい!」
「試験に合格して親を喜ばせたい!」


という受講生もいました。合格率の低い試験ほど長期戦になるので、何のために学習するのかをハッキリさせておきましょう。これは途中で気持ちが折れないようにするためです。

③ゆとりのある計画をたてる

何事も習慣化することが大切です。

習慣化には1週間に4回以上行動することが必要だと聞いたことがあります。
毎朝起きたら歯を磨くときにモチベーションは関係ありませんよね。
普段勉強の習慣のない人が「今日から1日5時間勉強する!」というのは非現実的です。

試験まで何日あるのか、テキストが何ページあるのか
一日に学習時間はどれくらい確保できそうか
仕事や家庭環境で変化はありそうか

これらをふまえて急な予定にも対応できるようなスケジュールを組むと良いでしょう。
私自身、通関士試験前の8月に母が入院、手術することになりました。
今は毎年受講生から「インフルエンザになりました」や、「家族が急病で」と報告を受けます。
受験生のあなた自身以外にも何かがあると想定しておきましょう。

今後も学習方法などについて更新します。
皆さんの学習を心から応援しています。

加藤 佑喜