銀行業務検定 外国為替3級 勉強のはじめ方

受験者の多くが業務関係者の試験。

金融機関の営業店における外国為替関連の日常業務を処理するために必要とされる基本知識や、渉外担当者に求められる取引先の海外進出支援業務に関連する知識の習得程度を測定します。

貿易実務検定の後の目標にいかがでしょうか。

①合格基準

100点満点中、60点以上で合格のマークシート方式です。

私が受けた時の平均点は50.98点でした。

学習期間は約2~3か月あれば初学者でも合格を目指せます。

②教材選び

公式テキストと問題集を用意しましょう。

左:テキスト(経済法令研究会)、中央:テキスト(〃)、右:問題解説集(〃)
※私は中央と右のみで合格しました。左は、より具体的に学びたい人は追加購入をおすすめします。

③学習方法と試験対策

この試験を受けるには、貿易実務の知識がアドバンテージとなります。
モノ・カミ・カネの流れが分かっていることや、輸出者、輸入者の状況が理解できていると学習がスムーズになります。

2級を狙う人なら単語学習では限界がありますから特に背景を理解しながら進めましょう。
(ちなみに2級は完全記述式です。)

<学習例>初めて学習する人

貿易の流れを学習できるなら、ざっくりでも知ってからテキスト学習を始めることをおすすめします。
貿易実務のテキストを追加購入するのであれば、「貿易実務検定C級 勉強のはじめ方」で紹介した「サクッとわかる貿易実務」が良いでしょう。
実務テキストはガッツリ読む必要はないので、サブテキストとして利用して下さい。

さっと公式テキストを一読し、過去問題集に取り組みましょう。過去問題集は4回分ほど収録されているので、同じ単元ばかりを連続で解き、テキストで復習するという流れを繰り返すと良いです。

貿易実務やこの試験の学習に悩んでいる場合はぜひご相談ください。
お仕事の内容が更に理解できるようにサポートできれば幸いです。

加藤 佑喜

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